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内装のリフォーム

内装メイン画像

新築した時はきれいだった家も、時間がたてば、徐々にくたびれてきますね。

生活をしているわけだし、汚れるのは仕方がないとはいえ「どうにかならないものか・・・」と考えてしまうのもまた人情。

そんなことを思い始めたときに、知り合いから新築の家へ招かれます。

テレビをつければ、リフォーム番組が毎日のようにやっています。

「あぁ、自分の家もまた昔のようにきれいになったらいいな」ときっと誰もがそう思うことでしょう。

「汚れたクロスを張り替えたいなぁ」「カーペットの床をフローリングにしようかな」・・・いろいろと思案し始めるあなた。

それは人が若さを取り戻したいと願うのと、どこか似ているのかもしれません。

そんな夢みたいなことが叶うわけですから、内装リフォームを決めた人の表情はいつも明るく楽しそうです。

その幸せそうな顔を見ていると、工事をする私たちまでも嬉しくなります。

いろんなリフォーム工事の中でもたくさんの笑顔に会える内装工事の仕事が一番好きです。

だって、見る見るうちにキレイになっていきますので、お客様の顔も見る見る笑顔になっていくのです。

なんだか鼻高々な気分にもなります。

床や壁が教えてくれる家の危険信号

天井のしみ

雨漏りが始まっていませんか?

その場合は、屋根の修繕が必要です。

雨漏りの原因は、雨樋の詰まり、防水紙や防水テープの施工不良など、いろいろ考えられます。

壁のしみ・カビ

外壁にひび割れや亀裂が生じている可能性があります。

これは漏水の原因となり、建物そのものを腐らせることにもなりかねません。

早急な処置が必要と言えます。

壁の結露

木部(下地材)が傷んでいる可能性があります。

湿気がたまると、埃がつきやすくなります。

そこにカビが生え、そのカビを求めてダニが発生し、アレルギーなどの原因となります。

これに関しては、この後詳しくお話していきます。

床のたわみ

床がぶかぶかしてくると、お客様の中には、土台や根太が腐ったと思い込んで、大掛かりな工事を想像してしまう方がけっこういらっしゃいます。

けれど実際そういうことはほとんどありませんので、ご安心ください。

床板は30cm間隔に組まれた根太の上に乗せた状態で置かれています(図1参照)。

床下の構造

床のたわみは、根太と根太の間30cm位の箇所を長らく踏みつづけたことで、その部分の床板の強度が落ちて起こるケースが多いです(図2参照)。

この場合、傷んだ箇所にもう1本根太を置くだけで、たわみをなおすことはできます。

ただし一箇所がたわんだということは、遅かれ早かれ、他の箇所がたわみ出す可能性は高いでしょう。

とはいえ、皆さんが思っているような大きな工事になることは少ないので、気軽に診断してもらうとよいでしょう。

床のたわみ

ただし、洗面所やお風呂などの水周りに近い場所では事情が変わります。

ここは床下の大敵である湿気がたまりやすく、土台や根太が腐っているケースもけっして少なくはないのです。

たわみが出たら早急な確認が必要となります。 床下の劣化 それではここからは、最も一般的な内装工事である、クロスとフローリングのリフォームについて、お話していきます。

クロスの張替え

まずは自分でできること

「子供がつけた細かい汚れが気になるけど、それだけのために張替えるのもねぇ・・・」

「クロスの継ぎ目が剥がれてきたけど、自分で修繕できないかなぁ」

そんなご相談をよく受けます。できることなら高いお金を払わずに、ご自分でどうにかしたいものですよね。

その気持ちはよーくわかります。

そこでまず、業者に頼む前に各ご家庭でできることを、少しお話したいと思います。

クロスの汚れを落とす方法

汚れは、まずスポンジに水を含ませて、汚れ箇所を優しくこすってみてください。

落ちないようなら、中性洗剤を薄めたものでやってみましょう。

ベンジンやシンナー、または通販などで売られている同系統の汚れ落としなどを使うのは、それからのことです。

シンナーなどを使う場合のポイントはとにかく焦らないことです。

まずは、目立たない箇所をほんの少しだけ試してみます。

けっして1日で済まそうとはせず、翌日にその箇所をもう1度確認しましょう。

翌日になって変色していることも考えられるからです。

大丈夫だと思えたら、あとは気長に汚れのついた箇所だけをこすってください。

剥がれた箇所を修繕する方法

私たちがクロスの張替えにお伺いして、一番がっかりすることは何だと思いますか?

それは剥がれた箇所を、お客様が無理やり(それも強力な接着剤で)糊付けしていたときです。

これをされると、古いクロスがうまく剥がれずに跡が残ってしまい、新しいクロスをきれいに貼ることが難しくなります。

私たち職人でさえ、さほど強力な糊は使っていません。

これだけは絶対にやめてください。

では、どうしたらよいのか?対処法をお教えしましょう。

継ぎ目が剥がれてきたクロスは、乾燥して硬くなっています。

まずはこれを柔らかくしないといけません。

そこでスチームアイロンや、温めた布巾とドライヤーをあてるなどして、剥がれた箇所を温めてください(ドライヤーを使用するときは、焦がさないように注意)。

クロスはビニールで出来てますから、温めてやれば、しばらくすると柔らかくしなってきます。

いい感じに柔らかくなってきたら、糊付けです。

糊は子供が工作に使うもので十分ですが、できればこれに木工用ボンドを少しと、水をほんの少々(霧吹きで何度か吹きかける程度)加えると良いでしょう。

それを剥がれた箇所に丁寧に塗り、皺にならにように注意しながら張り付けます。

クロスが柔らかくなっていれば、ぴったりと壁にくっつくはずです。

間違っても、アロンアルファのような瞬間強力接着剤は使わないでくださいね。

クロス修繕の注意

業者に頼む前に知っておきたい基本知識

さぁ、ここからは、いよいよ本格的な内装リフォームのお話になります・・・といきたいところですが、もう少しだけ。

そもそもクロスの張替えとは、いったいどのような工事なのでしょう?

その内容を知っておくことは、皆さんが満足のいくリフォームを成功させるのにとても重要なことです。

当たり前のことですが、クロスを新しくするには、古いクロスを壁から剥がす必要があります。

ここで図3を見てください。

これは壁面にある耐火ボードの断面図です。

石膏を固めた板を厚紙ではさんであるのがわかります。

クロスはこの上に糊で貼り付けてあるわけです。

では、厚紙の上に貼られた古いクロスを剥がしたらどうなるでしょう?

きれい剥がれると思いますか?

そんなことはありませんよね。

どんなに上手にできたところで、そこにはシールを剥がしたときのような跡が残ります(図4参照)。

これを私たちは「下地」と呼んでいます。

キレイに剥がれれば「下地」もよいのですが、下地が悪いと新しいクロスはこの凸凹した下地の上に貼られることになるわけです。

そしてこの状態のままでクロスを貼ったのでは、下地の跡が表面に出てしまいます。

クロスの下地

そこで、この凸凹を平滑にするのに、パテという補修材を使う場合があります。

下地のへこみをこのパテで埋めていくわけですが、パテには水分が含まれているので、塗ってしばらくすると下地に残ったこの裏紙が水分を吸収して膨らんでしまい、凸凹の状態があまりにひどいと、きれいに仕上げるのは難しくなります。

そういうことから言えば、クロスの張替えはそう何度もできるものではないのです。

できれば2回まで。

それ以上やられる場合は、「下地」(石こうボード)自体の交換も考えた方がいい場合もあります。

これについては、経験豊富な業者に相談した方がよいでしょう。

また、下地の跡が目立たないようにするための、クロス選びのコツがありますので覚えておいてくださいね。

生地の厚いものを選ぶ。

下地の凸凹を吸収して、目立たない仕上がりになる。

柄が入ったものを選ぶ。

柄が目立つので、凸凹が気にならない。

サンプルを見る際に、裏も触ってみる(凸凹している方を選ぶ)。

糊をつける面が凸凹だと、平らな面のものより下地の表面が出にくい。

その他、環境問題を考えた場合、そこに廃棄の問題があります。

ビニール・クロスやそれを貼り付けることになる石膏ボードは産業廃棄物であり、一般ゴミとは区別されます。

これは本来ならメーカーに処分責任があるわけですが、実際問題、破棄された石膏ボードのどの部分がメーカーの責任範囲なのかを判断するのは難しく、例外的に扱われることが多いのが実情です。

こうしたことは、これからの将来、一層気にかけていかねばならない問題だと言えます。

どんな機能のクロスを選べばいいのか?

近年、ビニール・クロスは、品質・柄・風合いなども良くなり、汚れ防止、通気性、調湿、ホルムアルデヒドの分解など、機能面でのバリエーションも大変に豊富になりました。

今では手頃な価格のものでも、F☆☆☆☆(フォースター:「住宅部品表示ガイドライン」に基づいた最高等級表示記号で、ホルムアルデヒド放散がほとんどない製品)の環境基準をクリアしているものばかりです。

こうなると、逆に「どれを選んだらいいのかわからない」という声も出てきますが、その答えは人によってそれぞれですので、一概には言えません。

あなたがクロスを張り替えようと思った目的は何だったのか?

そのことをしっかりと把握することが大切です。

そうすれば、答えは自ずと見えてくるはずです。

ここでは、私たちが日頃よく受けるご質問をQ&A形式でご紹介していきたいと思います。

今の時代のクロスは、もはや単なる壁紙ではありません。

その選び方ひとつで、あなたの部屋は大きく変わります。

QA
部屋の臭いが気になる

夏になると、台所の臭いが気になって仕方ありません。

どうすればいいですか?

消臭作用のあるものといえば、ヤシガラ活性炭などが有名ですが、最近のクロスには活性炭よりも消臭効果の高い消臭・抗菌機能がついたものがあります。

活性炭だと10 日を過ぎるとその効果は急速に落ちますが、このクロスは安定した消臭力を持続します。

食べ物の腐敗臭、味噌やにんにくの臭いをよく吸い取り、逆にレモンなどの爽やかな香りは吸収しないので、お部屋の中を清々しく保てます。

ヤシガラ
壁の汚れが気になる

子供が汚れた手で壁を触ります。

汚れにくくて、汚れても簡単に拭き取れるようなクロスはありますか?

汚れがつきやすい場所や、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭には、汚れ防止機能のついたクロスがお奨めです。

これは通常のビニール・クロスの上に特殊な汚れ防止加工を施してあります。

コーヒー、お醤油、クレヨン、水性サインペンなどの汚れなら、スポンジや布で水拭きしていただければだいたい消えます(消えないときは、中性洗剤をまぜてみてください)。

抗菌機能を併せもったものが多く、人気があります。

また、ペットによる引っ掻き傷などが気になる方には、より表面強度のあるスーパー耐久クロスがいいでしょう。

こちらは一般ビニール・クロスの約10倍の強度があります。

クロスサンプル
部屋の湿気が気になる

北側の和室に湿気がたまりやすく、気になっています。

先日、タンスの裏にカビが生えているのを発見しました。

下地は問題ないようですが、クロスの交換だけで大丈夫でしょうか?

カビが発生した場合、その原因を絶たないと再び発生する可能性は高いです。

クロスの表面のみに発生している場合は、部屋の通気性をよくすることで発生を抑えることもできますが、内壁や断熱材などから発生している場合は、クロスの張替えでは対処できません。

こちらのご質問ですと、下地には問題はないということなので、吸放湿性クロスを選ばれるのがよいでしょう。

このクロスは、温度の変化に合わせて、湿気を吸ったり吐いたりする調湿機能があるので、カビや結露を防ぐのに効果的です。

吸放湿性クロス
子供がアレルギー体質である

引っ越してきて2ヶ月がたちますが、子供のアトピーがひどくなりました。

先日、知人からシックハウス症候群の話を聞き不安を感じています。

なにかいい手立てはないでしょうか?

近年、非常に多いご相談です。

シックハウス症候群とは、家の建材自体が発する科学物質のせいで、アレルギーが出たり、眩暈がしたりするなど、健康を損なう病気のことです。

その主な原因は、ホルムアルデヒドと呼ばれる化学物質だと言われており、建材を接着させる糊の中に含まれていることが多いです。

まず大切なのは、ホルムアルデヒドを含まない糊を使っているかどうかを確かめることです。

選ぶクロスも厳しい規格(壁紙安全規格SV規格・ドイツRAL規格)に適合したものなら安心でしょう。

特にホルムアルデヒド低減機能をもつクロスは、空気中のホルムアルデヒドを化学反応で無害な物質に変える働きがありますから、再放出の心配もありません。

また、タバコの煙に含まれるアセドアルデヒドの低減効果もあります。

ホルムアデルヒド低減機能クロス
家の中でこそリラックスしたい

毎日の仕事が忙しく、家に帰ってもリラックスできず、寝付きもよくありません。

せめて家にいるときくらい、くつろぎたいのですが・・・。

こうしたお話もよく聞くようになりました。

それでは、マイナスイオン・クロスはいかがでしょうか?

これは健康に良いとされる天然ミネラル鉱石を加工したクロスでこの鉱石は空気や水と反応して周囲をマイナスイオン化させます。

その量は森の中よりも多く、家にいながらにして森林浴の効果を得ることができます。

快適な眠りや疲労回復を促してくれますので、寝室や子供部屋などに最適です。

マイナスイオン機能クロス

体と環境に優しい新時代のクロス

ここまでお話してきた通り、現在のビニール・クロスは、その安全性、機能性、風合いなどにおいて、遜色ないものです。

その反面、廃棄の問題などを懸念する声があるのもまた事実です。

健康志向や環境志向が叫ばれる今日、より体や環境に優しい素材が求められているのを、私たちは日々感じています。

「もっと安全なものはないの?」

こうした需要が高まるにつれ、今後ビニール・クロスに取って代わるかもしれない優れた素材を、ここではご紹介しましょう。

和紙のクロス

文字通り、日本の伝統である和紙で出来たクロスです。

雁皮、椿、竹などの自然素材で構成されており、腐れば肥料になり、燃やしても有害物質を出さないのは、それ自体が、体にも環境にも優しい素材であることの証明です。

シックハウスの心配もありません。

和紙は木と同じで呼吸をしていますから、湿度が高いときには湿気を吸収し、乾燥したときに吐き出す調湿機能があります。

また、和紙独特の柔らかな調光効果、紙の保温効果(新聞紙を思い出してみてください)、吸音効果も認められています。

また、施工性の高さも評価されるべきでしょう。

ビニール・クロスの場合、張り替えるときに、古いクロスを剥がさねばなりませんが、和紙クロスだと上から貼るだけで済みますので、作業工程が短くて済むだけでなく、紙を重ねることで調湿、保温の効果が倍増します。

けれど、なによりの魅力は和紙ならではの風合いでしょうか。

どんなクロスも貼ったときが一番美しいものですが、和紙クロスの場合はそうとも言い切れません。

和紙は時間とともに生活の空気を吸い込み、古くなるほどに味わいある亜麻色に変化します。この色合いにファンが多いのです。

デメリットは、汚れに弱いところ。

改善されてきているとはいえ、汚れ防止機能のビニール・クロスにかなうものではありません。

和紙のクロス
珪藻土のクロス

最近では、珪藻土という自然素材を使ったクロスも人気です。

これは調湿機能が高く、この土特有の細かい気孔のある粒子が湿気を吸収し、また空気が乾燥すると素早く放出するという性質をもっています。

その効果は、調湿機能ビニール・クロスのほぼ4倍と言われています。

他にも、シックハウスの要因とされるホルムアルデヒドの低減効果や、タバコ、トイレ、ペット、生ゴミの腐敗臭などを軽減する力も大変優れています。

自然素材なので、環境にも優しいです。

珪藻土のクロス
エコカラット(LIXIL)

最初に断っておきますが、これはクロスではありません。

5mm程度の薄いセラミック・ボードです。

機能性だけで言えば、おそらく今はこれがトップでしょう。

調湿機能は珪藻土壁の4倍(調湿クロスの15倍)、部屋の湿度を常に40~70%に安定させることでダニやカビの発生をおさえ(80%以上になると発生する)、気になる臭い(生ゴミ、トイレ、ペット、タバコなど)を消し去り、ホルムアルデヒドの発生はゼロ、隣接する窓や壁の結露を1/15以下に減らすなど、様々な項目であらゆる素材を凌駕しています。

汚れにはそれほど強くはありませんが、手垢くらいなら消しゴムで消すことができます。

今まさに注目の新素材であることだけは間違いありません。

エコカラット

どんな色のクロスを選ぶべきか?

「どんな色の部屋にしようかな」

クロスの工事で、誰もが一番気にすることでしょう。

部屋の印象を決定づける大切な要素ですよね。

でも、これは人それぞれに好みがあることですし、一概には言えません。

はっきり言えば、自分の好きな色を選べばそれでいいのです。

とはいえ「全部自分で決めてください!」というのでは、困ってしまう人もいることでしょうから、どうしても決めかねたときのために、簡単な選び方のコツを教えます。

まず、基本となる色を決めましょう。

これは配置する家具やインテリアも含めてイメージします。

温かみのある部屋にしたければ、ベージュや茶系の所謂暖色です。

引き締まったシャープな部屋にするなら、グレイ系ということになります。

色の流れとしては、天井に明るい色を配置し、壁から床へ徐々に色を暗くしていきます。

重心が下にくることで、部屋は広く落ち着いた印象になります。

クロスのデザイン

柄のあるクロスは視覚的なインパクトが強いので、部屋の雰囲気は華やかなものになります(例えば花柄ならエレガントな雰囲気になるなど)

しかし、大きめの柄をあしらったデザインは、全体的に圧迫感を与えることもあるので、やはり一概には言えません。

もしアクセントをつけたいのであれば、ボーダー(トリム)を使用してみるのもいいでしょう。

色を選ぶ際、あなたは業者さんから膨大な数の色見本を見せられます。

似たような色のサンプルが、1ページの中に10種類以上並んでいます。

あなたはそれらをじっくりと見比べ、気持ち少し抑え目な色のクロスを選びました。

すると、どうでしょうか?

いざ張替えを済ませたときに「あれ?こんなに薄い色だったかしら」と感じるかもしれません。

というのも、色見本が貼られたページ紙の色は真っ白ですから、ちょっとでも色がついたクロスは、あなたが考える以上に濃く見えるものなのです。

この場合は、少し濃い目の色を選ぶのがコツです。

このように、小さなサンプルを見ただけでは全体のイメージは掴めません。

着物を買うとき、反物自体を大きく広げてみますよね。

あれはそうしないと出来上がる着物をイメージできないからです。

クロス選びも、それとよく似ています。

メーカーに頼めば30センチ四方のカットサンプルを無料でもらえますので、気に入った色のサンプルはできるだけもらっておきましょう。

それらを壁にあててみるだけで随分イメージしやすくなりますから。

クロス選びは種類が多いほど悩むもの。

けれど、インテリア雑誌などを参考にしながら、理想のお部屋をあれこれ想像するのはとても楽しい作業です。

もしご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。

信頼できるクロス業者を見極める方法では、最後にクロスのリフォームを成功させるための業者選びのポイントをお教えします。

どんな工事であれ、そのリフォームが成功するかどうかは、この業者選びで決まると言っても過言ではありません。

そこで「信頼できる業者を見極める“魔法の言葉”」をひとつ教えます。

「ジョイント(クロスの継ぎ目)はどのようにやりますか?」

そう訊ねてみてください。

このとき「クロスガード・テープか、つきつけでやりますよ」という言葉が出てくれば、そこは丁寧な仕事をする業者だと判断できます。

「つきつけ」とは、自動糊付け機で両サイドをキレイに切落として、ジョイントをつき付ける作業法のことです。

いずれもクロスが、継ぎ目から、めくれてくるのを起きにくくするための施工方法です。

フローリング

かつては、床のリフォームといえばカーペットが主流でした。

西洋的な生活スタイルへの憧れがまだ根強かった時代、カーペットのもつ畳にはない高級感に多くの人が惹かれました。

ところが、このカーペットがダニの温床になりうることが広く知られるようになります。

そこで人気を得たのが、フローリングです。

肌合いの美しい木の建材を床に敷く手作り感と、西欧風の洗練された仕上がりが人気を呼び、さらには施工のしやすさも手伝って、あっという間に広まりました。

こうしたことの背景には「カーペット=ダニ」という図式があったのは否定できません。

今でも「ダニが心配だから、カーペットは止めてフローリングにしたのよ」とおっしゃる方もいるくらいですから。

ここでちょっと考えてみましょう。

フローリングの床に、ダニはほんとにいないのでしょうか?残念ながらそうではありません。

フローリングイメージ画像

湿気がダニを呼ぶ(結露の問題)

通常皆さんが目にしているフローリングは、そのほとんどがベニヤ板を重ね合わせて作られています。

こうした合板フローリングの天敵が湿気です。

湿気はカビを生み、そのカビを求めてダニが発生します。

ダニの死骸や排泄物は、ハウスダストの約8割を占めると言われ、アレルギーの大きな要因となっています。

これを防ぐには、湿気対策がなにより大切になります。

フローリングの場合、問題になるのが結露です。

そもそも結露はなぜ起こるのでしょう?

空気中には、ある一定量の水分(水蒸気)が溶け込んでいます。

空気は温度が高いほどたくさんの水分を含むことができ(夏のじめじめ感を思い浮かべてみてください)、逆に温度が低いと溶け込める水分量は少なくなります。

結露とは、空気中の水蒸気が限界値を超えて水(液体)に変わることを言います。

ちょうど、水がコップに入りきらないで溢れるのに似ています。

夏は気温が高いから限界値も高くなり(コップが大きいから溢れない)、冬は気温が低くなるので、空気中に溶け込める水蒸気の限界値も低くなるわけです。(コップが小さくて溢れてしまう)。

夏の方が湿気が多いのに結露せず、冬になると、湿気が少ないはずなのに、床の隅や壁や窓に結露が見られるのもそのためです。

合板フローリングは木にあらず??

「でも、フローリングって木だよね?」

ここまで読んで、そう思われた方もいらっしゃるでしょう。

木の建材は本来なら呼吸をしているので、吸湿効果があり結露することは少ないはずだと。

「だったら、カビも発生しにくいはずだし、ダニも寄ってこないんじゃないの?」

ごもっともです。

ただし、それは建材が木としての性質をもっている場合のこと。

合板フローリングは木にして木にあらず。

同じように考えることはできないのです。

合板フローリングとは、ナラなど肌目の美しい木の表面を薄く切り取ったものを、ベニヤ板を重ねて作ったボードの上に貼り付け、コーティングを施したものです(図5参照)。

ベニヤ板同士は糊で接着してありますから、木が本来もつ呼吸機能を妨げます。

その上、表面はコーティングで固めてあるわけです。

これでは木の持ち味が消えてしまうのも無理はありません。

フローリングのリフォームで、皆さんがよく気になさることに、傷の問題があります。

「できるだけ、傷がつきにくいものにしてほしいのだけど・・・」という相談が良くありますが、それはそれで、コーティングの強いフローリングがありますから、そういうものを選べばよいですね。表面が非常に強く出来ているものが出ています。

ただ、絶対に傷がつかないかというと絶対ではありません。

私がここで何を言いたいかというと、断熱があまりしっかりとされていない住宅では、フローリングも結露して、カビが生えやすくダニが発生しやすくなる危険性があるということです。

「フローリング=ダニは発生しない」ということは一概には言えません。

合板フローリング

無垢材の効果

そこで、近年注目を集めているのが、無垢材です。

かつては無垢材といえば「高い!」という印象でしたが、需要の高まりとともに手頃な価格のものも出てきています。

では、無垢材とはどういうものでしょうか?

無垢材とは、自然の木をそのまま削って建材にしたものです。

つまり、木そのもの。手を加えていない無垢な状態のままの建材と言えます。

ですので、それぞれの木が持っている特性が失われることなく生きています。

「生きた建材」、とお考えいただくとわかりやすいかもしれません。

当然のこと、呼吸をしており、空気中の水分を吸ったり吐いたりしてますので、調湿機能や断熱機能に大変優れています。

もちろん結露もしにくいです。

あと、多少ぶつけても、ある程度なら自然と元に戻ります。

さらに、中には何百年も腐らないものもあったりと、耐久性にも優れています。

自然素材なので体にも無害で、シックハウスなどの心配もありません。

以上のことから、内装材として適していると注目されています。

では、ここでひとつ実験をしてみてください。

無垢材と一般的な合板フローリング、これを冷蔵庫に入れて1時間ほど冷やしてから、取り出してみましょう。

1分経過した後に、表面を見比べてみてください。

一般的なフローリングの方には、細かい水の粒がついていることでしょう。

それが結露です。

ところが、無垢材の方に結露は見られませんよね。

これは無垢材が無駄な水分を吸い取っているからです。

無垢材がしっかりと呼吸しているのがわかります。

次にこの2つの建材を同時に触ってみましょう。

どうですか?全然違うでしょう。

一般的なフローリングはまだ濡れて冷たいままですが、無垢材の方はもう冷たくないし、表面もほとんど乾いているのではないでしょうか。

こうしたことからも、無垢材の調湿効果や断熱効果の高さが窺い知れます。

大きな木
まめ知識◎間伐の重要性について

日本の国土の7割以上は山だと言われます。

戦後、日本の山ではスギの植林が盛んに行われました。

それは戦後の復興を支える大切な事業でした。

ところが、安い外国産の建材が入ってくるようになると、国産スギの需要は低下し、林業に携わる人達の生活を脅かすようになりました。

これが林業人口の激減をまねき、このことが後に様々な弊害を生み出すことになります。

木が育って大きくなると、隣接した木の葉同士が触れ合うようになります。

すると日光が遮断され、下の方の葉は枯れてしまいます。

そうならないために、林業では木の葉同士が触れ合わないよう、間引きをするのです。

これを間伐と言います。

間伐された木は間伐材となり、建材として活用されてきました。

ところが、長くつづく人手不足により、本来なされるはずの間伐ができていないのが実情なのです。

間伐がされないことによる弊害は深刻で、土砂災害はその最たるものと言えます。

健全な状態の山であれば、日光を浴びて、雑草や、広葉樹、落葉樹など、様々な草木が生えてきます。

それらが腐って腐葉土となり、雨水や山に必要な養分を蓄えることができるのです。

ところが、日光が下の方に届かないと、地面に下草が生えません。

すると雨が降っても痩せた土では水を保つことができず、そのまま川へと流れ込みます。

これが鉄砲水や川の氾濫、土砂崩れなどを引き起こす要因と言われています。

さらに言うならば、山に必要な養分も一緒に流れ出してしまい、そのことが山を痩せさせ、川や海の生態系にも影響を与えるなど、自然の循環を崩すことにもなっています。

そして隣接する木の葉同士が触れあうと、木は互いにどうにか生き延びようと、たくさんの花粉をまくようになります。

これが花粉症の最大の原因であるといわれています。

森林の間伐

では、最後になりますが、フローリングのリフォームの中でもニーズの高い、こちらの工事の注意点を・・・。

バリアフリー

近年になって急速に増えているリフォームのひとつです。

本来の意味は「障害のある人が社会生活をしていく上で、障害(バリア)となるものを除去する」ことであって、リフォームの専門用語ではありません。

当初は段差解消などのハード面(施設)が色濃い言葉でしたが、今ではより広義になって、障害のある人が安心して生活できるように、また社会参加できるようにするための行為全般(ソフト面としての思いやり、気持ちなど)を含むようになりました。

これから始まる本格的な高齢化社会を思えば、その需要はますます高まることは間違いありません。

フローリング工事におけるバリアフリーの場合、沓ずり(くつずり)の高さ解消、つまずき防止のためにフローリング材を敷くことが多いです。(図6参照)。

バリアフリー

この工事は非常に人気がありますが、トラブルとして気をつけていただきたいのが、台所のバリアフリーです。図7をご覧ください。

フローリングと沓ずりの高さが解消され、確かにバリアフリーになっています。

しかし、フローリングがキッチンの手前までしかきていませんよね。

フローリング工事をすれば、その床材の高さだけ 床も高くなりますから、これだと逆にキッチンが低くなってしまうのです。

腰をかがめての作業は、疲れを倍増させるもの。

せっかくきれいにリフォームしたのに、出来上がったのが「疲れ倍増キッチン」というのはいただけませんよね。

こうならないためにも、必ずキッチンの下までフローリングをするかを、業者に確かめてください(図8参照)

バリアフリーとキッチンの高さ

ちなみに、キッチンの高さは、(身長÷2)+5cmがベストとされています。

元々のキッチンが身長と合ってなく、高すぎたりすると、図7のような工事をされたのに、「あら、なんだか使いやすくなったみたい」と怪我の功名で喜ぶ人もたまにいるとか。

言うまでもありませんが、それは運がよかっただけに過ぎませんので、当てにするのはやめましょう。