ご家族の「いま」と「未来」を考えるリフォームです
家族は、時間とともに家族構成が変わり、住まい方も変わっていきます。
また、家族の成長に合わせて必要なものがあり、不要なものが出てきます。
こうした家族の人数や住まい方の変化に合わせて手を加えていくことができれば、いつまでも快適でご家族の「いま」にぴったりの家であり続けることができるのです。
リフォームをご検討される方から「キッチンを替えたらいくらかかるの?」とか「収納スペースを増やしたいので見積もりをお願いします」とお問合せをいただきます。
もちろん、いろいろ考えた結果のご要望であり、金額をご提示することは、難しいことではありません。
でもよく伺ってみると、本当の望みは年をとったので家事をもっとラクにしたいとか、子どもたちが独立したため使わないものの処分に困っているという「現状」が見えてくることがあります。
そんなとき私たちは、例えば「キッチンを替えるより、家の段差をなくしたほうがいいのではないですか?」とか「収納を増やすよりモノを捨てたほうがよくありませんか?」などなど、当初の希望とは違ったご提案をさせていただくことがあります。
言われたことをそのまま、鵜呑みにするのではなく、お客様が本当にやりたいことは何なのか真剣に考える。「いま」だけでなく将来も考えて、長く快適に使える方法をご提案する。
それが私たち「職人」の仕事だと考えています。
ご家族の検討とやりたいことを考えるリフォームです
ご家族が健康に住み続けるには、家の環境も考えなければなりません。
季節による暑さ寒さの差が大きい家は風邪をひきやすく、体調を崩しがちです。
また、冷暖房費のかさむ家では、趣味や好きなことを楽しむゆとりを持てなくなってしまいます。
段差をなくすバリアフリーと同じように、健康を守る快適な家は「温度のバリアフリー」が必要です。
一年を通じて春のような心地よさを保ち、玄関もお部屋も廊下も、同じ均一なぬくもりが保たれていることが理想です。
家の断熱に関する技術は、年々進化しています。
現在では20年前にはなかった高性能の断熱工法や、高気密・高断熱の窓に付け替える工法が開発されています。最近よく聞く住宅エコポイントも家の断熱性能向上を目的としたリフォームに適用されるものです。
古い家だから、寒いのはしょうがない、とあきらめるのはまだ早い。
わたしたち職人の使命は、家を長持ちさせること。そしてご家族の健康を守る家にすることなのです。